VFP来日ツアーがはじまりました!

2016-11-20 § コメントする

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VFPのツアーがはじまりました。2人のVFPメンバーが来日しました。21日に横浜で講演するマイケル・ヘインズさん(写真左)は、2003年イラク侵攻に派兵、その後沖縄、韓国に駐留した経験を持ちます。現在、VFPの沖縄・済州島代表団のひとりとして、米国の占領政策を終わらせるべきだということを、現地の現地の米兵に働きかけています。

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ツアーの詳細は「ベテランズ・フォー・ピース来日ツアー」をご覧ください。
https://www.facebook.com/VFP2016/

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緊急シンポジウムに参加して

戦争のリアリティとは?
~「駆け付け警護」「宿営地共同防護」を前に 米国の元軍人と考える~

基調講演:半田滋(東京新聞・論説兼編集委員)

パネルディスカッション
(パネリスト)
ロバート・ファニング(元軍人・元アーミーレンジャー)
マイケル・ヘインズ(元軍人・元海兵隊所属)
(コーディネーター)
上柳 敏郎(日弁連憲法問題対策本部事務局次長)

1.基調講演
「安全保障関連法施行による自衛隊の変化
どうなる南スーダンPKO」

ほんの数分遅れて到着した会場はぐるりと並べられた補助椅子にもびっしり市民が詰めかけ席がない。弁護士さんが立ってくれたのか一つ空き、また、一つ見つかりとやっと収まった。およそ200人ほどか?ファニングさん、ヘインズさん、レイチェルさんの姿は全く見えない。
半田さんの基調講演が始まった所だった。自衛隊が派遣される南スーダンPKOの話。
・先進国として派遣しているのは日本のみ。自衛隊宿営地にはインド、バングラディシュ、エチオピア、ネパール、ルワンダの6か国と一緒。
・15日の閣議決定で新たな任務として「駆け付け警護」「宿営地の共同防衛」が付与されたが、政府が考えるべきは新任務の付与ではなく撤収ではないのか。
・国連PKOの活動は、国連の指図にもとづき実施計画の範囲内で実施することになっているので、国連からは勝手なことをするな、PKOだぞと言われている。
・7月の武力衝突で、日本人70人の内大使館員など20人弱を残し脱出。「駆け付け警護」の新任務を付与する必要性があるのか。残りも脱出すればよいだけ。
・ジェバの周辺は危ないのでいつ撤収するかを考える必要があるが、積極的平和主義の名のもとに果実を得るためには南スーダンしかない。今回撤収してしまうと、「駆け付け警護」は必要ないのではないか、となってしまう。
・南スーダンPKOでは安保法の初施行に前のめりになり、任務を続けたい隊員と安倍政権が共振することで判断に狂いが出るのではないか。

2.パネルディスカッション
日弁連の集会でのテーマ、
1)南スーダンの状況 2)武器使用の実態と交戦での役割
3)武力紛争を防ぐためどうすればよいか、市民との交流も含めて。

ファニング:まず謝罪から始めた。ヒロシマ、ナガサキ、東京に対し。正当性はない。
数字をあげ、アメリカの行ってきた戦争をのために世界はどんどん危険になったこと。アメリカの戦争は①天然資源をコントロールするためとその国自身をコントロールするため ②アメリカが他国に進行するのは民主主義のため、実際はほんの一握りの人々をより裕福にするため。

ヘインズ:ヒロシマ、ナガサキなどに謝罪、100万人を殺したイラクに謝罪。
9・11で世界が大きく変わった。2003年イラクへ。大量兵器兵器を破壊することとテロと戦う事、9・11との関係もなかった。、毎日2~4回襲撃を行ったのは普通の人たち。今でも寝る時に泣き叫ぶ声が忘れられない。押し入った家に大人の男性がいると尋問施設に連れていったが、家には帰れなかっただろう。毎日くり返し、毎日自分がテロ行為をしていた。それに気が付き反対側に。
9条の解釈が問題になっているが、今の決断が子供、孫に影響することを懸念。9条があって70年戦争がなかった。アメリカと同じ道を進むのか?

以下省略。

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