シール投票の結果を国会議員に届けました。(6月18日)

2015-06-26 § コメントする

この2月から6月の間に、ひみかなが神奈川各地で行ったシール投票の結果を、神奈川選出の衆・参国会議員に届けてきました。届けたデータ資料はこちら→6月18日グラフ
約1000人に対して行った結果、安倍政権支持が22%、不支持65%。テレビや新聞が報じていた数字(安倍支持の方が多い)とはかなり開きがあります。街頭で集めたデータの方が、市民の皮膚感覚に近い数字だということを、直接、議員に訴えました。

各議員のお部屋を回って行くと、それぞれの、主権者に対する姿勢がよくわかります。以下、参加メンバーによる所感です。

【衆議院第一議員会館チーム】
「選挙のときはあれだけぺこぺこなのに、なんて居丈高なのだろう!」と思いました。
(とある公明党議員の秘書の言葉)
「私たちとしましては、私たちを応援くださる人の意見を聞いてやっていきますので」

・・・(絶句)

これって、なんなんでしょう?
政治家って反対意見にも耳を傾けなきゃいけないはずですよ!
こんなことをあえて言うことがいかに傲慢不遜か。

アンタなんかもう来なくていいよ、という意味としか思えない。
議員が持つべき矜持が皆無であることを露呈した公明党議員。つける薬がありません~(呆)。
期待は「創価学会女性部」の皆さまですが。。。

【衆議院第二議員会館チーム】

維新が4人、共産と公明がそれぞれ1人、民主が2人、自民が8人、無所属が1人の計17人の内、議員対応は皆無。政策秘書の対応も皆無。
地元の維新・江田憲司に焦点をあて、戦争法に対しどのようなスタンスで考えているのかが知りたかったのですが、応対したのは若いお姉さま。ほとんど何もわからなそうでこちらの説明を聞いているのみでした。「どなたか秘書の方はいませんか?」に「誰もいません」と。でも奥には男性の姿が見えていました。出たくなかったのでしょう。

公明党の古屋範子議員が丁度帰ってきたところだったので「ほんの数分で結構ですから」とNが言ったにも拘わらず奥に引っ込み、秘書が対応。
「公明党 は秘密保護法の時も集団的自衛権の時もいつでも修正案とかを出し、自民との違いを見せながら、最後はいつでも自民案に同意してしまう。国民はみんな分かっ ていて公明党は信用ならぬと見ていますよ。」と言ったら秘書の顔が引きつった。

安 倍政権に関するシール投票をなぜ、私たち市民が市井の人たちを対象に行ったのか、そして結果はやはり、私たちが感じていることを反映したということ、また 経済政策(アベノミクス)の支持率が安倍政権そのものの支持率を上げていることがわかるなどを説明。このあたり、「なるほど」という表情が見受けられるこ ともありました。

さらにアベノミクスについて、声を拾ってみると、株売買など、金融商品に携わっている方々が生活がよくなったとコメントされており、たい がいの人たちは生活がよくなったという実感はないとの声だったということを付け加えました。 株などの金融商品によって経済がよくなるというのは実態がつかめないバーチャルな世界で、非常に不安だ。「モノづくり」という、汗して労働しながら経済を支えてきた日本のこの文化を進めていくべきだという私見を伝えました。

対 応はほとんど同じで、説明に対し、はい、そうですね、はい、という相槌を打つぐらい。意見を求めても、もちろんでしょうが、なにも出てこない。(勉強して いないのか、自分の意見を言うことを禁じられているのか。)ただ一人、篠原豪議員の秘書はよく勉強されていて、こちらとの(たとえば、労働者派遣法改正に関する)会話が成り立っていました。

個 人的に感じたのは、秘書(あるいはスタッフ)を介して私たちの怒り、思いが議員に伝わるのだろうかということ。対応したほとんどが、政府を含めた国会の中での議員の立場を気にしていて、私たち市民のほうに目が向いていないと感じました。
たまたま辻元清美議員の部屋の前を通ったので、ためしにノックをしたら対応してくださって、お話しました。 それまでとは違って、積極的に資料を見て、私たちの話を聴いてくださいました。

【参議院議員会館チーム】

自民と次世代と公明は、安倍政権不支持が65%と観てむっとしておられたような・・・

社民と民主の秘書さんたちはTさん(元市議会議員)のお知り合いもいらして、たいへん歓迎してくださいました。
栄区の衆院議員候補だった荻原さんが秘書をしておられる那谷屋さんは、お茶を出してくださり、
10分くらいご本人と荻原さんとお話をすることができました。
「NHKで2回にわたり自衛隊特集」を放映したそうですが、自衛隊希望した高校生たちが
みんな、「お国のためにがんばります」と言い、まったく迷いを見せなかったそうです。
NHKの偏向をおっしゃっていました。世論調査もおかしいと思っていて、市民が調べた
このアンケート「町の声」を利用させてもらってよいか?と、おっしゃいました。

自民党や、次世代の秘書さんたちには、思い思いの希望を述べてきました。

初めての体験に緊張しましたが、以上、報告です。

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